こんにちは、とりゅふです。最近駆け出しエンジニアさんを公私ともに見る機会が増えたので、今回は、駆け出しエンジニアが駆け出しエンジニアを卒業したらやるべきことをまとめました。
そもそも駆け出しエンジニアってどうやったら卒業できるのでしょう?私自身まだまだ駆け出しエンジニアっていう自負があることはさておき…今回は、
「未経験者がプログラミング言語を1つ習得して、開発作業ができるようになった状態」
と定義します。その言語に付随するITの基礎知識は身についているものとします。PHP書けるのに、HTMLは全くわからないって方はきっといないはず。
2つ目のプログラミング言語を学ぼう
個人的には、エンジニアとして、プログラムを書くことでご飯を食べていくなら、複数の言語は知っておいたほうが良いと思います。私がエンジニアとして転職活動をしていた時に見ていた求人にもよく、「複数言語での開発経験があること」という応募条件がありました。面談をする側、される側両方の経験がありますが、
なぜ複数言語できるとよいかって?2つできる人は、プロジェクト参画後に3つ目、4つ目の言語を扱うことになっても、キャッチアップが早い傾向にあると考えられるからです。
例えばRubyから入った人が、ある日いきなりC#での開発プロジェクトにアサインされたらどうでしょう?
個人差はありますが、今まで1言語しかやってこなかった人が、いきなり性質が異なるC#のキャッチアップ、うまくできるでしょうか。そのような個々の技量を考慮していないプロジェクトへのアサインがなされるかどうかはわかりませんが、逆にいえば、
ではどの言語を学べばよいか?
会社から言われてやるってわけではなく、あくまでも自己研鑽の話なので、一番モチベーションが上がりやすい言語をおすすめします。
本ブログでもPythonについて多く取り上げています。
Python、最近ではデータ分析系の技術として注目が高すぎる言語ですが、InstagramなどのWebはPythonで作られていますし、バッチ処理、コマンドラインツール、デスクトップアプリケーションなど、プログラミング言語としてできることは一通りできます。人気の高さ故に日本語の情報も多いし、これからも求人はどんどん増えてくるはずです。そもそもPythonのエンジニア自体が引く手あまたです。
とりゅふの森でも、Python関連の記事を扱っていますので、覗いてみてください。
Python カテゴリーの記事一覧 - とりゅふの森
こちらはJavaの開発をできるようになるというよりは、3つ目、4つ目の言語も学びやすくなるといった理由です。
Pythonは動的型付け言語で、インタプリタ型言語、サクッ学んでサクッと動かせる、比較的学びやすい言語だと思います。
一方でJavaは静的型付け言語、コンパイラ型言語、Pythonだけをやっていては知ることのないであろう要素が、Javaには詰まっています。
Javaのエンジニア、かなり多いんですよね。金融機関を始め、たくさんの国内プロジェクトで利用されているだけあって、情報も多く、できる人も多いので、そういった点では今でも非常に学びやすい環境にあると思います。Javaで学んだことはPythonのコーディングにも還元できるところもあるかもしれません。
Javaを学べば、C#、Kotlinの取得も容易らしいです。一度、毛色の異なるJavaに触れてみてはいかがでしょうか?
パブリッククラウドサービスを学ぼう
パブリッククラウドサービス、Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などを学びましょう。
これからの時代、このクラウド環境に触れないで開発する機会はどんどん減ってくるはずです。
つまり、エンジニアはこれらの環境で開発することが前提になりますし、これらの環境を選定したり、構築する機会も必須になってくるというわけですね。
では具体的に何を学べばよいのか。
のをおすすめします。
ここで挙げた3つのクラウドサービスって、とにかくできることが多いです。なので、なんの目的もなしに、「よーしクラウドを勉強するぞ!」と意気込んでも、3日立たずに撃沈してしまうかもしれません。今まで学んできたプログラムで動く、Webアプリケーションを作るというのを目標に、クラウドに触れてみると良いと思います
パブリッククラウド、AWS、Azure、GCPなど、メジャーどころでいくつか種類がありますが、どれを学べばよいでしょう?
こちらも、
と思います。ここに挙げた3つのサービス、やはり似通っている部分が多いため、1つのサービスでWebアプリケーションを構築できれば、他の2つでもきっと容易にできるようになっているはずです。
だって皆さん、YouTube見ますよね?ググりますよね?私達の日常生活に切っては離せないGoogleのサービスを支える基盤が、このGCPなのです。
さらに、試用期間過ぎた後でも、GCP内の各サービスで無料枠が設けられているものがあり、それらを継続して利用することも可能です。
以下からトライアルアカウントが作成できますので、ぜひチャレンジしてみてください!
とりゅふの森でもGCPについての記事は力を入れているので、ご参考になればと思います。
www.true-fly.com
まとめ
今回は、駆け出しエンジニアを卒業したらやるべきことをまとめました。
これからエンジニアとして生きていく上でマストになってきています。私自身もまだまだひよっこエンジニア、日々進化し続けるIT技術の変化に取り残されないよう、これからもたくさん学び、たくさん発信していこうと思います。